子供の靴にインソールがおすすめの理由と選び方・効果を解説

従来は種類が少なかった子供用のインソールですが、今は大人用のインソールと同じようにいろいろな種類があります。

成長期の子供は活動的で、走ったり飛び跳ねたりする上、すぐに靴が合わなくなってしまうので、インソールを使用して転倒防止やサイズを調整をするのがおすすめです。

この記事では、子供の靴にインソールを入れるのがおすすめの理由をくわしく解説していきます。

大人と違う子供の足と靴

子供の足が大人と違う点は、このようなものがあげられます。

子供には、大人と異なるこれらの点を考慮して靴を選んであげることが大切です。

しかし、成長してすぐにサイズが変わってしまう子供の靴にお金をかけることはなかなかできない、という人もいるかと思います。

そこでおすすめなのがインソールの使用です。

インソールが子供の足にもたらす効果

子供の靴にインソールを使用する効果には以下のようなものがあげられます。

子供の足はすぐに大きくなってサイズが変わってしまうので、少し大きめの靴を履かせている方も多いのではないでしょうか。

しかし、大きめの靴は、足の前滑りや靴擦れの原因となります。子供の足の皮膚は大人よりも柔らかいので簡単に靴擦れができてしまいます。

そればかりか、大きめの靴では足裏や足指でしっかりと地面をとらえられないので土踏まずの形成を妨げたり、浮き指になるなど足の成長に影響が出てしまう恐れもあるのです。

さらに、安定して歩いたり走ったりできないので転びやすくもなります。足元に安定感がない状態では、足裏の特定の部位や足首に負担がかかります。

ただでさえ疲れやすい偏平足気味の子供の足はさらに疲れやすくなってしまうのです。

インソールを使用すると子供の足には次のような効果があらわれます。

このようにインソールを使用することは子供の足にいろいろと良い影響があるのです。

子供用インソールの選び方

子供用のインソールを選ぶ際は以下のような点に気を付けて選びましょう。

足の健やかな成長を促すため足裏や足指、土踏まずのサポートは大切で、土踏まずは7～15歳のちょうど活動量も多くなってくる時期に形成されるので、この時期に適切なインソールを使用して足をケアしてあげるのがおすすめです。

また、足の疲れを軽減するためには、足のサポートの他、負荷や衝撃の吸収性能が優れていることも重要です。

インソールの厚みや形状、素材によって衝撃の吸収性能は違ってきますので、サイズや他の機能も加味して選びましょう。

さらに、子供は活動量が多く、足にもたくさん汗をかくので足の蒸れや臭い、不快感が軽減されるような機能があるものが望ましいです。

子供の足はすぐにサイズが変わってしまいますので、買っておいたにもかかわらず使用するときになったらサイズが合わなかった！ということにならないよう、カットしてサイズを調整して使用できるものがおすすめです。

子供用インソールの使用上の注意

大きい靴のサイズ調整でインソールを使用する際は、もともと入っているインソールの上に、新しく使用する子供用インソールを入れて使用しましょう。

ただし、もともと入っているインソールが凹凸やヒールカップ付きのインソールの場合は、新しく使用する子供用インソールとは形状が合わなかったりうまく靴にセットできなかったりする可能性があります。

このような場合は、もともと入っているインソールは取り外し、新しく使用する子供用インソールの下にフラットなタイプのインソールを入れておくといいでしょう。

子供の足が成長し、靴のサイズが小さくなってきたら、この下に入れているインソールを取り外します。

サイズ調整をとくに目的とせず、その他の効果が目的の場合は、もともと入っているインソールは取り外し、新しく使用する子供用インソールをセットします。

まとめ

子供用の靴にインソールを入れる効果や選び方、使用上の注意点を解説してきました。

子供の足の健やかな成長のためインソールの使用はおすすめです。

靴の履き心地の改善や転倒防止にもなりますので、特に大きめの靴を子供靴にはぜひインソールの使用を検討してみてください。