幅狭・甲低さん向けスニーカー(レディース)等のおすすめ靴を紹介!

これまで、インソールの重要性やおすすめインソールについて紹介してきましたが、今回は趣向を変えて幅狭・甲低・小足の女性へ向けて靴を選びはどうしたらよいのかについて解説していきたいと思います。

足が幅狭だったり甲が低かったりすると本当に靴選びには苦労しますよね。加えて、平均より足のサイズが小さいとますます合う靴が見つかりません。私は靴の足長サイズが21.5~22.0cm、足幅がD~E(実寸はC~D)サイズなので合う靴が見つからない苦労はとてもよくわかります。

そんな私が、今まではいた靴や靴選びの中で出会ったりすすめられたりした靴でいいと思ったものを厳選して紹介していきます。幅狭・甲低・小足の方でも合う靴は必ず見つかります。

この記事の具体的内容を先に書いておきますね。

  • 幅狭・甲低・小足の方が狙うべき靴のメーカーや特徴
  • おすすめのスニーカーブランド靴と特徴
  • おすすめのパンプス・ヒール靴ブランドで普段履きのシンプルデザインのブランド靴と特徴
  • おすすめのパンプス・ヒール靴ブランドでラグジュアリーなデザインのブランド靴と特徴

私は、幅狭・甲低・小足ですが、合う靴のブランドや傾向を知ってから、快適に靴選びができています。欲しいデザインで靴のサイズがないことは結構ありますが、合う靴のブランドや傾向知っているので代わりの候補がすぐに見つけられるのです。

幅狭・甲低・小足で靴選びに苦労している方にはぜひ読んでいただきたい内容です。少し長いですが最後までお付き合いをお願いいたします。

目次

幅狭・甲低・小足さんが狙うべき靴

幅狭・甲低・小足の方が狙うべき靴は、「足の前滑り」が起こりにくい靴です。「足の前滑り」の起こりにくさを決定するポイントは、幅狭・甲低の足に合わせたサイズ展開があるかとデザインによります。

ポイントを1つずつ解説していきます。

海外メーカー

欧米人は、幅狭・甲低の足の方が多いので、靴の選択肢も豊富です。

逆に国産メーカーは、甲高・幅広の靴が多いので、幅狭・甲低・小足の人は、国産メーカーで気に入ったものが見つからない場合は海外メーカーの靴の中から探してみるのがおすすめです。

子供靴

子供靴は、小さなサイズや幅狭・甲低の足型の靴が多いので、靴の選択肢が広がります。大人用で欲しいデザインが見つからない場合は、子供靴も視野に入れて探してみましょう。

さらに子供は活動的で足がまだ成長途上にあるので、足の甲やかかとをしっかりホールドしてくれるデザインも多く見られます。「足の前滑り」を防いでくれるデザインは、幅狭・甲低・小足の人にはうれしいポイントです。

前に滑らないデザイン

幅狭・甲低・小足の方が靴を選ぶ場合は、「足の前滑り」がおこりにくいデザインであることが重要です。

具体的にはスニーカーなど甲を覆い、靴ひもなどで締め具合を調整できる靴や、パンプスやハイヒールであれば甲や足首部分にストラップがあるデザインです。

足の甲や足首をホールドするデザインは、「足の前滑り」がおこりにくく幅狭・甲低・小足の方にあっていると言えます。

幅狭・甲低・小足さん向けおすすめ一般メーカーの靴

ここでは、ネット通販や百貨店などで入手可能なメーカーの靴を紹介していきます。実は、幅狭・甲低・小足の人はオーダーシューズ専門店で購入するのもおすすめです。

しかし、どうしても欲しいデザインがなかったり近くに販売店がなかったりということもあるのではないでしょうか。

ネット通販や百貨店などで入手可能なメーカーの靴であれば、豊富なデザインの中から選べて気軽に購入を検討できます。

スニーカー編

スニーカーで幅狭・甲低・小足の人にあうブランドを紹介していきます。

ニューバランス

ニューバランスは、アメリカのスポーツシューズメーカーで、「NB」のロゴでおなじみです。

ニューバランスのシューズは、Mから始まる表記がメンズ用、Wから始まる表記がレディース用、Uから始まる表記が男女兼用の製品です。

ニューバランスのシューズは、ワイズ(足幅)が、レディースだとB(やや細い)・D(標準)・2E(幅広)・4E(超ワイド)の中から選べます。

足幅が狭い人にはうれしいですね。もともとの靴の造りも、幅が狭めなので足幅の狭い方にはとても評価の高いメーカーです。

調べてみるとこんな口コミがありました。

WL220を購入。幅のサイズがCで、細い足幅なのでいつも靴選びには苦労している。このメーカーのスニーカーは、足のサイズに合わせても横幅がブカブカにならず凄く良い。そして軽くて履きやすい。足幅の狭い方にはおすすめできる。

足幅が狭く、甲も低い娘のために購入。とても合っているようで気に入って履いており、もう3足目です。

レディースの996、22.5cmDを購入。幅が狭いとか、ワンサイズあげた方が良いという意見もあるが、甲薄の方ならば、幅は心配いらない。厚めの靴下を履くことがないのならばパンプスのサイズで決めてもよいと思う。

デザインや色もおしゃれで種類が豊富にあり、自分に合ったものを選べます。

PATRICK(パトリック)

PATRICKは、フランスの最も有名なシューズメーカーの1つで、サッカーシューズが評判となったことで世界中で有名になりました。フランスの元サッカー選手である、ミッシェル・プラティニにサッカースパイクを提供していたことでも有名です。

こちらも甲薄・幅狭の人にとても評価の高いメーカーです。私も定番品であるSULLYを履いていたことがありますが、とても足にしっくりきました。

調べてみると、口コミではこんなものがありました。

PATRICKは3足持っているが、足が細い私には合っている。

国産メーカーの靴ではほとんど幅が合わないが、このメーカーの靴はフィットする。デザインもスタイリッシュで気に入っている

デザインがとてもおしゃれで、ラフな感じのカジュアルウェアだけでなく、きれいめなカジュアルウェアにもよく合います。

アシックスのオニツカタイガー

オニツカタイガーは、株式会社アシックスのシューズブランドの1つです。

元は、1949年に鬼塚喜八郎氏が創業した鬼塚商会によるスポーツシューズブランドでした。

アシックスのスニーカーは全体的にみると必ずしも甲薄・幅狭の人に合うとは言えませんが、オニツカタイガーは甲薄・幅狭の方に評価の高いブランドで、とくにセラーノシリーズは、甲薄・幅狭の人に人気の製品です。

調べてみると、口コミではこんなものがありました。

足のサイズは小さい方だが、ピッタリなサイズがオニツカタイガーにはある。セラーノシリーズは履き心地がよく履いているのを忘れるほどなのでリピートしている。デザインも色も好みだが、何よりもフィット感が良い。履いた感じは、つま先が5ミリから1センチ程のゆとりがあり、歩いている時にずれたり脱げたりすることがない。私の足幅はBからCと狭く、甲が薄い方だが、靴ひもで調整するとぴったりだった。

足のサイズは、23.5cmだが足幅が狭く(AからBくらい)甲薄なので合うものがなかなかない。この靴は試し履きしたらぴったりだった。足幅も安定するので、歩きやすい。


甲薄・幅狭の人に評価が高いだけでなく、歩きやすいという口コミも多く見られました。

パンプス・ヒール靴編

パンプス・ヒール靴で幅狭・甲薄・小足の人にあうブランドを普段履きのタイプとラグジュアリーなタイプに分けて紹介します。

普段履き

普段履きに使えるシンプルなデザインのパンプスやヒール靴の中で、幅狭・甲薄・小足の人にあうブランドです。

ワコールのサクセスウォーク

下着メーカーであるワコールによるシューズブランドで、働く女性のために歩きたくなるパンプスをというコンセプトで開発されました。

ワイズはBから3Eサイズまであり、足の長さのサイズも21.5~26.0cmまであります。

調べてみると、口コミではこんなものがありました。

Cワイズの24.5cmで、足型がギリシャ型、かかとが小さい事で、合う靴がなくとても苦労してきた。 踵が脱げず、指先も痛くなない。靴と足が一体感の気持ちよさは最高。 指先の裏地は気持ちよく、革も固すぎず、でもしっかりしている。

足指が長く、甲が薄い、かかとが小さいという難ありの足のため靴選びには苦労してきた。履いたときの間隔がきついというよりはぴったりと包まれている感じで、今までの靴とは違う。ホールド感があり、靴の中で足が動かず履き心地が良い。ヒールの位置もよく、安定感がある。

シンプルなデザインで、履きやすく服にも合わせやすく、オフィシャルな席にも履いていける靴がたくさんラインナップされています。

エイゾーのEIZO

EIZOは、株式会社エイゾーコレクションの婦人靴ブランドです。足の長さのサイズは21.5cm~、ワイズは直営店ではC、ネット通販ではDからあります。

直営店は全国に約18店舗、取扱店は60店以上あります。


シュナイダー

シュナイダーは、世界中の甲薄・幅狭の方に愛されていると言っても過言ではないほど有名なスイスの靴メーカーです。価格は高いのですが、シンプルなデザインと履きやすさ、機能の高さは抜群です。

甲薄・幅狭な造りというだけでなく、かかとも小さめで、かかとを包み込むようなホールド感があるので足に対してかかとが小さめの人にもおすすめです。

調べてみると、口コミではこんなものがありました。

はっきり言って価格は高いが、ヒールの靴でも前に滑らずに履ける

ヒールがあっても身体が前のめりにならない

かかと小さくてなかなか合う靴がないが、このメーカーの靴は合う

 ラグジュアリーブランド

華やかなデザインのパンプスは、普段はそれほど履くことはなくても結婚式やパーティなどのおめでたい席での集まりなどでは必要になる1足です。

また、コンサバなファッションが好きな人は、1足あると普段のコーディネートの幅が広がり、助かるかと思います。

でもお値段もそれなりなので失敗したくない!と思う方も多いのではないでしょうか。

ここではそんなラグジュアリーな靴メーカーの中で幅狭・甲薄・小足さんにもおすすできるメーカーを紹介していきます。

シャルル・ジョルダン

シャルル・ジョルダンは、フランスのメーカーで、1917年シャルル・ジョルダン氏によって設立されました。

靴やバックを販売しており、女性向けのパンプスは、華やかでエレガントなデザインが特徴です。

足幅が狭い方にも評価が高く、履きやすいと評判です。

以前勤務していた会社に、シャルル・ジョルダンのヒールパンプスをよく履いている人がいたのですが、足幅が狭い方なのに全くつらくなさそうでした。

サルバトーレ・フェラガモ

サルバトーレ・フェラガモは、イタリアのフィレンツェに本社のあるメーカーで、靴、革製品、時計、衣類を専門としています。

女性用のパンプスは、上品で女性らしい丸みのあるデザインが特徴です。

サルバトーレ・フェラガモのパンプスは、私もお祝いの席に履いていく用の靴として1足持っています。

履き込みが浅いにもかかわらず、幅狭・甲薄・小足の私でも「足の前滑り」を起こさずに履ける1足です。

クリスチャン・ルブタン

クリスチャン・ルブタンは、フランスの女性向け靴ブランドで、1992年にクリスチャン・ルブタン氏によって設立されました。

女性向けの靴の他に服飾雑貨も展開しています。

女性向けの靴は、靴底が深紅のデザインが特徴で、世界中のセレブに愛用されているブランドです。

 足幅が狭めの造りになっている靴が多く、幅狭の人におすすめの靴です。

ジミーチュウ

ジミーチュウは、靴職人であるジミー・チュウ氏と雑誌「ヴォーグ」の編集者だったタマラ・メロン氏によって1996年に設立されたイギリスのブランドです。

女性向けの靴やバック、財布、サングラスなどの小物を展開しています。

小物類やスニーカーは奇抜なデザインのものも多いのですが、女性用のパンプスはシックで女性らしいデザインです。

 国内メーカーのパンプスやサンダルは、足幅や甲の高さでサイズが合うものがないけれどジミーチュウはジャストサイズという方もいて、幅狭・甲薄の人におすすめのブランドです。

マノロ・ブラニク

マノロ・ブラニク は、1972年にマノロ・ブラニク氏によって設立されたイギリスのブランドです。細目で華奢な印象のヒールと、ビーズやリボンなどの装飾やきらびやかなデザインが特徴です。

マノロ・ブラニクは、靴のロールス・ロイスとも呼ばれ、価格は高めですが、幅が狭く甲薄の方に合う造りで、おすすめのブランドです。

ネット通販で靴を買う場合の注意

ネット通販

ネット通販で靴を購入する場合は、必ず交換や返品の条件を確認しましょう。

試し履きして合わなかったときは送料無料で返品できるのが理想ですが、そうでない場合もサイズや履き心地が合わないときはどんな条件なら返品・交換できるのか確認してから購入します。

靴はどうしても履いてみなければわからない部分もありますので、合わなかったときに返品・交換できない靴はおすすめできません。

以前に同型の靴を購入したことがあり、靴がぴったりであることに確信が持てるのであれば返品不可の商品を購入してもよいかと思います。

また、試し履きする場合は、タグは外さずに汚したり革を傷つけたりしないように細心の注意を払いましょう。

靴の裏も汚れないように敷物や紙をひいて、その上に靴を履いて立つようにするのがおすすめです。

返品や交換できるタイプの商品であっても、タグを外してしまったり破損したり汚したりすると返品・交換できなくなってしまう可能性がありますので注意しましょう。

まとめ

幅狭・甲薄・小足の人におすすめの靴を紹介してきましたがいかがでしたか。

幅狭・甲薄・小足の人の靴選びのポイントをおさえて、おすすめのメーカーを知ることで自分に合った靴を手に入れるられる可能性が高まります。

しかし、どうしても靴に合わない部分がある場合は、インソールで調整するのがおすすめです。

以下の記事も参考にしてみてください。

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