花粉症を緩和させる方法!誰でもカンタン!!カギは温活と免疫力UP

春になると鼻がムズムズとしてきて「あぁ、またこの季節がやって来たか…。」と花粉症の人は憂鬱になりますよね。2カ月以上の長い期間アレルギー症状に悩まされることになるので、憂鬱になってしまうのもうなずけます。

しかし、花粉症やアレルギーは、温活で体を温め免疫の働きをよくし、自律神経や腸の調子を整えることで症状を緩和させることが可能です。

この記事では、スギ・ハウスダスト・寒暖差アレルギーの症状を緩和させた私が、誰でも簡単に花粉症のアレルギー症状を緩和させる方法を紹介します。この記事を読めば、簡単に花粉症のアレルギー症状を緩和させる方法がわかります。

目次

花粉症を緩和させる方法3つのステップ

warm the body

花粉症を緩和させるまでのステップは以下の4つです。

  1. 冷える要因をとりのぞき、体を温める
  2. 平熱が上がる
  3. 免疫力が上がり、自律神経も整う
  4. 花粉症対策のお茶なども試してみる

まず、低体温症の人や体に冷えを感じている人、冷え性の人はその原因を取り除きましょう。内側からも外側からも体を冷やさないようにして温めるようにすると、平熱も上がってきます。その結果、免疫力が上がり血行が改善され、自律神経も整ってくるので、花粉症の症状が緩和されるのです。

さらに、体のめぐりがよくなることで、体が冷えている時には効果がないと感じた、花粉症によいとされるお茶やサプリメントなども効果が感じられるようになることもありますので、その意味でも体を温める「温活」はおすすめです。

体の内側からと外側から体を温める方法で、手軽に取り入れられるのは以下のようなものです。

  • 首・手首・足首を温め、暖かい服装を心がける
  • 体を冷やす食べ物を避け、体を温める食べ物を積極的にとる
  • 入浴時は湯船につかる
  • 適度に運動をする
  • マスクで鼻や喉を温める

1つずつ解説していきます。

首・手首・足首を温め、暖かい服装を心がける

体を温めるには、体を冷やす服装をやめて暖かい服装を心がけましょう。とくに、首・手首・足首を冷やすのはよくありません。制服や会社や学校の環境などでどうしても冷えてしまう場合は、マフラーやネックウォーマー、足首ウォーマーやレッグウォーマー、ハンドウォーマーなどで温めるようにしましょう。

首は皮膚が薄く冷えやすい部位です。太い血管やリンパ節があるので首を温めると血行がよくなり、効率的に体が温まります。手首周りも血管が集まっており、温めると体が温まる部位です。しかし、手は生活の中で使われるため手首周りがむき出しになってしまい、冷えやすい部位でもあるので、とくに寒い季節は気を付けて温めるようにしましょう。

また、足首は心臓から遠い場所に位置しているため血行が悪くなりやすい部位です。足首は血行にかかわるツボが集中している部位でもあるので、温めると全身が温まります。足首を温める方法について、記載している記事があるので参考にしてみてください。

体を冷やす食べ物を避け、体を温める食べ物を積極的にとる

体の内側を温めるには、体を冷やす食べ物をなるべく避け、体を温める食べ物を積極的にとりましょう。体を冷やす食べ物・体を温める食べ物には以下のようなものがあげられます。

体を冷やす食べ物一例
  • 冷たい飲み物
  • アイスなどの冷菓
  • 南国産のフルーツ
  • 生野菜
  • 夏が旬の野菜や果物
  • 添加物や白砂糖
体を温める食べ物一例
  • 温かい食べ物や飲み物
  • 発酵食品
  • 生姜、ネギ、七味、シナモンなどのスパイスや薬味
  • 根菜類
  • 冬が旬の果物や野菜
  • 葛湯
  • ココア
  • ほうじ茶
  • 体を温める作用のあるハーブティー

体を温める食材で最もおすすめなのは発酵食品です。食べ物としては、納豆、キムチ、ぬか漬け、ヨーグルト、味噌・醤油などの調味料で、飲み物としては甘酒やマッコリなどです。発酵食品は、酵素がたくさん含まれているので体を温める働きがあります。

さらに、発酵食品は整腸作用があるものが多く、腸内環境の改善にも役立ちます。腸内環境の改善も花粉症の症状緩和には効果的です。あわせて、スパイスや根菜類、冬が旬の果物や野菜などを普段の食事の中にうまく取り入れるようにしてみましょう。

この他、エルダーフラワーやカモミールなど体を温める作用のあるハーブティや、発酵茶であるウーロン茶や紅茶、ほうじ茶、ルイボスティーなどもおすすめです。鼻や目、喉の不調に良いとされるブローマローやアイブライトなどのハーブや、甜茶などとブレンドしたものを飲むことで花粉症の症状緩和が期待できます。

入浴時は湯船につかる

入浴時は、シャワーだけで済ませず湯船につかり、体の芯まで温めて血行を促進しましょう。入浴は、手足など冷えやすい体の末端まで温め、血行やリンパ液の流れを促進させる効果があります。入浴剤を使用すると、さらに保温効果や温浴効果、リラックス効果が高まります。

また、入浴で湯船につかる場合は、寝る90分前がおすすめです。入浴で湯船につかると体の深部体温が上がりますが、体の末端にある血管まで広がり血行がよくなると、手足からスムーズに熱が放散され体の深部体温が下がり眠りやすくなるのです。

睡眠が改善されると、自律神経も整ってきます。他にもある入浴の効果や、おすすめの入浴剤について、記載している記事があるので参考にしてみてください。

適度に運動をする

血行促進と、体を温めるために適度に運動をしましょう。座りっぱなしや運動不足は、血行が悪くなり冷えにつながります。また、体の熱を生み出すのは筋肉なので、筋肉が少ないと体は冷えやすくなります。とくに、女性は男性と比較して、もともと筋肉量が少ないので、体の熱を生み出す力が弱く冷えがちです。

ヨガ、ウォーキング、筋トレ、ストレッチなんでもいいので、運動不足の人は自分が続けられる運動をみつけて少し動いてみましょう。とくにヨガは、血行やリンパ液の流れを促進し、免疫力の向上や自律神経の働きが整う効果があります。さらに、体幹を始めとする全身の筋肉がバランスよく鍛えられます。

初心者でも気軽に取り組める上、さらに今はオンラインで手軽に始められますので、やったことがないという人もぜひチャレンジしてみてください。ヨガに関しては、初心者の疑問に答える記事があるので参考にしてみてください。

マスクで鼻や喉を温める

花粉症の人でこの対策を怠っている人はあまりいないと思いますが、マスクをするのを忘れないようにしてください。マスクは、花粉を取り込まないようにする効果だけでなく、乾燥した冷たい空気から鼻や喉を守り温める効果があります。

花粉症を緩和させる方法に温活がよい理由

improve blood circulation

体温は、1度上がると基礎代謝は約12%、免疫力は5~6倍UPするというすごい効果があります。逆に低体温では、免疫の働きが悪く、花粉に過剰に反応してしまい症状がひどくなったり、鼻や喉の粘膜に炎症が起きやすくなったりします。

花粉症を緩和させる方法として、温活がよいのにはこのような理由があるのです。温活を続けていくと体の平熱も上がってくるので、免疫力が向上します。そして、血液やリンパ液の流れが改善することで自律神経が整い、花粉症の症状緩和効果が期待できます。

さらに、体が冷えている状態では、せっかく花粉症によいお茶やサプリメントを試してみても、免疫や自律神経がうまく機能していないのであまり効果が感じられません。体の冷えを取り除くと、粘膜をケアするお茶やサプリメントの効果も感じられるようになってきます。

花粉症を緩和させる方法で効果が出た実例(私の場合)

bathing

私は、スギ・ハウスダスト・寒暖差にアレルギーを持っています。私が実施したのは、毎日必ず湯船につかり、ヨガを始めたことです。

食事面では、体を冷やす食べ物を避け、豆乳ヨーグルトを必ず毎日食べて、他に1~2品以上の発酵食品も必ず取るようにしました。そして、シーズン少し前~シーズン中は花粉症対策のお茶や体を温めるお茶を飲んでいます。

その結果、ハウスダストと寒暖差という通年性のアレルギーに加えスギ花粉のアレルギーが加わる時期も、温活と粘膜をケアするお茶やじゃばら果汁だけで、ほぼ薬を飲まずに乗り切れるようになりました。シーズン中、大量に花粉が飛び、とくにひどいときだけ漢方の小青竜湯や市販の点鼻薬で対応しています。

以前は、花粉症の時期は病院に通院して薬をもらっており、今や市販薬となったアレジオン、アレグラをはじめ処方薬を5、6種類試しました。確かに鼻水には効くのですが、どれを飲んでも眠気と口や目の渇きはありました。眠気がひどいものは、会社でPCのマウスを握ったまま寝てしまったことも…。

また、薬を飲んでも目は痒く、別途症状を抑える目薬が必要でした。今は、温活と民間療法だけで、ほぼ薬に頼らず過ごせており効果を実感しています。

花粉症を緩和させる方法は温活で免疫力をUPさせること

Preventing hay-fever

花粉症を緩和させる方法でカギとなるのは温活です。体温をあげて免疫と自律神経の働きをよくすることが、花粉症を緩和することにつながります。温活は、難しいものではなく、手軽に取り入れられる方法ばかりですので、花粉症に苦しんでいる人はぜひ実行してみてください。

この記事が、あなたの花粉症を緩和させるお役に立てば幸いです。

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