靴擦れの予防法と靴擦れ対策に持っておきたいアイテム

新しい靴やサイズの合わない靴でよく起こりがちな「靴擦れ」。「靴擦れ」が起こると歩くたびに痛くてつらいですよね。そんな靴擦れを予防する方法や靴擦れ対策にいざというときに持っておきたいアイテムを紹介します。

目次

靴擦れはなぜ起こるのか?

靴擦れ

靴擦れが起こる原因には次のようなものがあります。

  • 足が靴の中で前後左右に大きく動いている
  • 靴の形が足に合っていない
  • 歩き方の癖や足のトラブル
  • 靴の内側の素材が硬い

足が靴の中で前後左右に大きく動いてしまうのは、「サイズが合っていない」「足が前滑りを起こしている」ことなどが原因です。「靴の形が足に合っていない」場合は、足が靴の中で大きく動いてしまうだけでなく、特定の部位に負荷がかかるのでその部分に靴擦れが起こりやすくなります。

具体的には、足の長さや幅、甲の高さなどが靴に対して小さいと「足の前滑り」が起こり親指や小指の付け根付近やつま先が痛くなったり、かかとからアキレス腱の付近が靴に擦れて痛くなります。逆に足が靴よりも大きい場合は、靴の履き口の部分に足の甲や、親指や小指の付け根部分が擦れて靴擦れが起こります。

また、歩き方に癖がある場合や、足にトラブルを抱えており足にかかる負荷や体重のバランスが悪い場合も、特定の部位に負荷がかかり靴擦れは起こりやすくなります。

さらに、新しい靴だと足の動きに合わせて靴がしならないので、靴だけ元に戻ろうとする力が働き、靴擦れが起こってしまうのです。

靴擦れの予防法

TOP製品画像

靴擦れの予防には以下のような方法が有効です。

  • 足の長さや幅、甲の高さなどが靴に対して小さい場合は、インソールを使用する
  • 足に対して靴が小さい場合は、ストレッチャーで靴を伸ばす
  • 新品の靴はあらかじめ、もんだりしならせて足になじむようにしておく
  • 靴擦れしそうな箇所に靴用の靴擦れ防止パッドを貼っておく

足の長さや幅、甲の高さなどが靴に対して小さい場合は、インソールで調整し、靴の中で足が大きく動かないようにしましょう。インソールを使用するのは、歩き方に癖がある場合や足にトラブルを抱えており足にかかる負荷や体重のバランスが悪い場合にも有効です。手軽にできる方法なのでおすすめです。

靴擦れを効果的に予防するインソールはこちら

インソールの必要性について書いたこちらの記事も参考にしてみてください。

足に対して靴が小さい場合は、自分でストレッチャーを購入して靴の革や布を伸ばしてあげる方法があります。ただし、伸ばしてサイズを大きくするのが可能なのは5~10mm程度です。あまりにも広げすぎると靴が壊れてしまうこともありますので、調整しながらやるのがおすすめです。自分でうまくやる自信がない人は、靴修理店に依頼したほうがよいでしょう。

また、新しい靴はあらかじめ靴の革や布を、もんだりしならせたりして足になじむようにしておきましょう。かかとなど靴擦れしそうな箇所にはあらかじめ靴用の靴擦れ防止パッドを貼っておくのもおすすめです。

靴擦れ対策に持っておきたいアイテム

靴擦れ対策に持っておきたいアイテムは、2タイプあります。靴擦れの部分が傷になっていない場合と、靴擦れの部分が傷になっている場合の両方に対応できるようにするためです。傷になってしまった場合は、傷になっていないときに使用するパッドは使うことができないので注意が必要です。

靴擦れの部分がまだ傷になっていない場合

靴擦れの部分がまだ傷になっていない場合に役立つアイテムは以下です。

  • クッション性があり足に貼付する靴擦れ防止用のパッド
  • 滑りをよくするワセリンやベビーパウダーなど
  • 靴下(素足の場合)

クッション性のあるパッドを貼ったり、滑りをよくするワセリンなどを塗ったりすると擦れて傷になるのを予防できます。また、素足の場合は直接肌に靴が当らないように靴下を履くのもおすすめです。

さけぱんだ

靴が擦れているところに傷になる前にパッドを貼ろう!

専用のパッドは、摩擦や湿気に強く、クッション性があるので靴にあたる衝撃を和らげてくれます。

靴擦れの部分が傷になっている場合

靴擦れの部分が傷になってしまった場合は、以下のアイテムが役立ちます。

  • 怪我をしたときに使うバンドエイド
  • 靴下(素足の場合)

靴擦れの傷がひどくなるのを防ぎ、さらに擦れてしまうのを防ぐことができます。

さけぱんだ

傷になってしまったらバンドエイド!クッション性があるものだとさらに痛くないよ。

靴擦れ予防と対策まとめ

靴擦れは、インソールやストレッチャーなどで足のサイズや形状に靴を合わせ、かつパッドなどであらかじめ防止策をとっておくのがよいのですが、起きてしまった場合はパッドやバンドエイドを貼ってケアしましょう。

傷になってしまった場合は、傷になっていないときに使用するパッドは使うことができないので、足に貼付する靴擦れ防止用のパッドとバンドエイドの両方を持っておくのがおすすめです。万が一、靴擦れが起きてしまった場合もあまり痛みを感じることなく歩けるようになります。

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