この記事では、インソールの交換時期やインソールの寿命について解説していきます。
一般的なオーダーメイドのインソールでは、1年が交換の目安といわれています。市販のインソールで一例をあげると、「TENTIAL INSOLE」では、公式ページによると3~6ヶ月で交換するのが理想とされています。
しかし、インソールの交換時期や寿命は、使い方や使う人の体重によって全く異なってくるので、必ずしもメーカーが推奨する交換目安や寿命のとおりというわけではありません。
交換時期を見極める方法や、使い方や素材による寿命の違いを知っておくとインソールの機能を最大限に活かした効果的な使い方ができます。
インソールをすでに使用していたり、購入を考えていたりするあなたにぜひ読んでほしい内容です。わかりやすいよう、交換時期や寿命を判断するポイントや目安を説明していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
インソールの交換時期を見極めるポイント
インソールの交換時期や寿命は、使い方や使用する人によって全く異なってくるため自分の使用しているインソールを見極めて、適切な時期に交換することが大切です。
インソールの交換の目安は、以下のような状態になってきたときです。
- もともとあったインソールのクッション性が感じられなくなってきた
- インソールの厚みがつぶれてしまっている
- 表面が破れたり擦り切れたりしている
- 表面の凹凸がなくなり、汗や皮脂で汚れ、つるつるしている
せっかくインソールを使用するのですから、効果を生かした使い方ができるよう適切な時期に交換しましょう。
インソールの交換時期の見極め方!TENTIAL INSOLEの場合
「TENTIAL INSOLE」には、踵重骨パッドと呼ばれる部分があり、立方骨を支える役割を担っています。ちょうど画像の赤丸のあたりです。
ここがつぶれてきたら、交換するのがよいと公式ページのFAQにありました。また、一つの目安として表面が破れてきたら交換するのがよいとのことです。
「TENTIAL INSOLE」は、3~6ヶ月で交換するのが理想とされていますが、通常の街歩きで使用し、一日の歩数も平均的であり、かつ中肉中背の人であればもう少し持つのではないか、と2ヶ月使用した私は感じました。
私の1日あたりの歩数は、5000~6000歩程度と少なめですが、週に1回程度ウォーキングすることもあり、その日は1万歩以上歩いています。
体形は中肉中背で、身長は平均~やや低めです。今までいろいろなインソールを試しましたが、それらと比較すると「TENTIAL INSOLE」は、へたってくるのが遅いような気がします。
これは、「ポロン」という素材が使用されているのが大きいのではないかと思っています。「ポロン」は高機能素材で、へたりにくく、衝撃吸収性能に優れるという特徴があり、ヨガマットやスポーツウエアのプロテクターなどに使用される高機能な素材です。
インソールでは、かかとなどのポイントでのみ使用されることが多いのですが、「TENTIAL INSOLE」では、ほぼ全面に使用されています。
インソールの寿命は使い方や人によって違う
インソールは、一般的なオーダーメイドのインソールで1年が交換の目安といわれていますが、使い方や使用する人によって、その寿命は全く違ってきます。
以下のような使い方や使用者では、インソールの寿命は短くなります。
- 1日1万歩以上歩く
- スポーツやトレーニングで使用している
- 大柄で体重が重い
- 立ち仕事で使用するなど負荷をかけている時間が長い
- ハイヒールなど特定の部位に負荷がかかる靴に使用している
また、インソールに使用されている素材やインソールの製法によっても異なります。低反発素材やスポンジ系などの柔らかい素材では、つぶれてきてクッション性が失われるのが早いためどうしても寿命は短くなります。
薄手のインソールの場合も同様です。薄手のインソールの場合は、高機能素材を使用しているものが、寿命が長くておすすめです。
高機能素材「ポロン」を使用している「TENTIAL INSOLE」をチェック
インソールの交換時期をチェックして効果的に使用しよう!
インソールの寿命は、一般的には1年といわれていますが、使い方や使用する人によって違ってきます。インソールは、クッションや表面の状態をチェックして、適切なタイミングで交換することで、機能を最大限に活かした効果的な使い方ができる製品です。
同じインソールを半年以上使用している人は、インソールの状態をチェックしてみることをおすすめします。くたびれている場合は、インソールの効果が十分に得られないので新しいものと交換しましょう。