膝が痛いのはなぜ?膝痛にインソールが効果的な理由も解説!

中高年になると「膝が痛い」と悩む人が増えてきます。「膝の痛み」は、「変形性膝関節症」「半月板や靭帯の損傷」が主な原因です。

いずれの場合も、根本的な解決は手術しかありませんが、多くの場合、軽症から中程度の症状までは痛みを和らげる治療が主に行われます。

中でもインソールの使用は、「膝の痛み」を和らげるのに効果があり、手軽にできる方法です。では、なぜインソールの使用が効果的なのでしょうか。さっそく解説していきます。

目次

膝が痛いのはなぜか?

膝が痛い理由は、内側が痛むのか外側が痛むのかによって原因が違います。膝の内側が痛む場合は「変形性膝関節症」が主な原因です。他には、内側半月板、前十字靭帯、内側側副靱帯の損傷などが原因として考えられます。

外側が痛む場合は、「外側半月板や外側側副靱帯の損傷」が主な原因です。「変形性膝関節症」と「半月板や靭帯の損傷」について、解説していきます。

変形性膝関節症

変形性膝関節症

「変形性膝関節症」は、膝関節の骨と骨の間の隙間を埋める軟骨が磨り減ってしまい痛みが生じ、最終的には骨同士がこすれ合い変形してしまう症状です。

主に加齢による筋力の低下や、膝に過度の負担をかける運動、体重の増加などが原因です。

高齢者、O脚やX脚の人、女性に多く見られる症状で、女性は男性の約4倍の人が「膝の痛み」を抱えているといわれています。

症状が軽度のうちは、かがみこんだ姿勢から立ち上がったり、階段を上ったり下りたりするときに痛みが生じますが、休憩すると自然におさまる程度です。

中程度の症状になると、正座の姿勢や階段の上り下り、ひざを曲げた状態で体重を乗せる姿勢は難しくなってしまいます。軟骨が薄くなり、骨に負担がかかって、関節が変形してきます。

重症になるとひざを伸ばして歩くことも難しくなり、骨や関節の変形も進行し、痛みも強くなってくるのです。

半月板や靭帯の損傷

半月板と靭帯

半月板は、大腿骨と腓骨の間にある軟骨で、膝の内側と外側に存在します。

それぞれ「内側半月板」「外側半月板」と呼ばれ、膝にかかる負荷を分散し、衝撃を吸収する役割をもっています。

負荷がかかった状態で膝を捻ったり、強い衝撃が加わったりすると損傷してしまい、「内側半月板」を損傷するとひざの内側に、「外側半月板」を損傷すると膝の外側に痛みが出るのです。

膝には4つの靭帯があり、それぞれ、「内側側副靭帯」「外側側副靭帯」「前十字靭帯」「後十字靭帯」と呼ばれています。

「内側側副靭帯」「外側側副靭帯」は左右方向、「前十字靭帯」「後十字靭帯」は前後方向に膝の安定性を保つ役割をもっています。

靭帯も負荷がかかった状態でひざを捻ったり、強い衝撃が加わったりすると損傷してしまい、「内側側副靭帯」を損傷すると膝の内側に、「外側側副靭帯」を損傷すると膝の外側に痛みが出るのです。

半月板も靭帯も、スポーツなどの激しい動きの他、加齢による筋力の低下で転倒してしまった場合などによくおこります。

膝の痛みをチェック

「半月板や靭帯の損傷」は、強い衝撃を受けたときや転倒したときなど、アクシデントによって起こることが多いのでわかりやすいのですが、「変形性膝関節症」は徐々に進行していくので、自分ではなかなか気が付きにくいものです。

以下の項目に当てはまるものがあれば「変形性膝関節症」の疑いがありますので、痛みがある場合は、さっそくケアしていきましょう。

  • 立ち上がるときや歩き初めに膝の痛みがある
  • 階段の上り下りで膝に痛みがある
  • 朝、起床して動き出す時に膝が動かしにくく痛みがある
  • 正座の姿勢は膝がつらい
  • 膝の内側を押すと痛みがある

膝の痛みは軽減できる!

階段を上る

「膝の痛み」を軽減させるためには、膝への負担を軽減させることが大切です。高機能で自分に合ったインソールを使用することで、普段、立ったり歩いたりする姿勢を安定させ、膝への負担を減らすことができます。

また、足裏への負担が大きいと、膝にも負担がかかりますので、足裏にかかる負荷や衝撃を軽減することも重要です。高機能で自分に合ったインソールは、足裏にかかる負荷や衝撃を軽減できます。

とくに、「偏平足」や「外反母趾」、「足底筋膜炎」など足に問題を抱えている方は、歩行や姿勢が安定せず足裏への負担も大きく、膝にも負担がかかりますので、高機能で自分に合ったインソールの使用をおすすめします。

姿勢の改善や足裏の負荷軽減におすすめのインソール「TENTIAL INSOLE」について、実際に使用してみた感想や商品の詳細を載せている記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。

この他、「膝の痛み」を軽減させるには、膝にサポーターを取り付ける、痛み止めの注射をうつなどが対策としてあげられます。痛みがひどい場合は医師の診察を受け、アドバイスに従って治療やケアをしていきましょう。

「膝の痛み」を予防するには、太ももの筋力や柔軟性を高めるようなストレッチや体操、膝裏のマッサージなどを取り入れるのも効果的です。

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