「偏平足」とは、かかとから土踏まずを通り、親指の付け根部分にかけて伸びる縦方向のアーチが崩れ、土踏まずが地面に接してしまっている足のことです。「扁平足」と表記されることもあります。
「偏平足」からくる痛みや足の疲れといった症状を改善するのに、インソールは効果的です。
「偏平足」が引き起こす症状や原因、インソールが痛みや足の疲れといった症状を改善するのに果たす役割について解説していきます。
偏平足だと何がおこる?
土踏まずは、おおよそ7~15歳の間に形成されるため、幼児の頃はみんな偏平足です。
しかし、大人の足では、土踏まずは地面に接地せずに、土踏まずと地面の間に隙間ができるのが健康な状態です。
健康な状態の足裏は、かかとから土踏まずをとおり、足先にかけて縦方向にアーチを描いています。
縦方向のアーチも横方向のアーチ同様に、足にかかる衝撃や体重を負荷分散する大切な役割がありますので、アーチが崩れると、足が疲れやすくなったり、安定して立つことができずふらつきやすくなります。
「偏平足」でも「開帳足」の場合と同様に、足にかかる衝撃や体重を負荷分散できず、安定して立つことができないため足腰や膝、腰に負担がかかり、足首や膝の痛み、腰痛がおこりやすくなるのです。
さらに、特定の部位に負担がかかり、タコや魚の目、「足底筋膜炎」の原因となることもあります。
偏平足のチェック方法
「偏平足」の疑いがあるかどうかは、以下のような方法で、簡単にチェックできます。
ボールペンや鉛筆を1本用意し、チェックしていきましょう。
- 座って土踏まずと地面の隙間に挿し込む
- 立って土踏まずと地面の隙間に挿し込む
- 土踏まずと地面の隙間に挿し込み片脚に体重をかける
チェック方法をくわしく解説していきます。
チェック①
まず椅子などに座った状態で、ボールペンや鉛筆を土踏まずと地面の隙間に挿し込んでみます。
土踏まずと地面の隙間にボールペンや鉛筆が全く入らないようであれば、「偏平足」の可能性が高いです。軽く当たる程度で、差し込むことができれば問題ありません。
チェック②
続いて、立った状態でも同様にボールペンや鉛筆を土踏まずと地面の隙間に挿し込みます。
ここでも土踏まずと地面の隙間にボールペンや鉛筆が全く入らないようであれば、「偏平足」の可能性が高いです。
軽く当たる程度で、挿し込むことができれば、「偏平足」の可能性は低いでしょう。
チェック③
さらに、立った状態でボールペンや鉛筆を土踏まずと地面の隙間に挿し込みます。ボールペンや鉛筆を土踏まずと地面の隙間に挿し込んだほう足に体重をかけてみます。
強く痛みを感じるようであれば「偏平足」の可能性があります。
下記の動画にボールペンや鉛筆で「偏平足」をチェックするやり方が紹介されていますので、参考にしてみてください。
偏平足の原因
「偏平足」には、3つの原因があります。
- 老化や運動不足による筋力低下
- 体重増加による負荷の増大
- 遺伝的なもの
「偏平足」は、生まれつき(遺伝的要因)の場合もありますが、筋力の低下や肥満が原因のケースも多くみられます。
とくに、若いころはそうでもなかったのに「最近すぐ足が疲れる」「土踏まずがつぶれているようだ」と感じたら「偏平足」を疑ってみましょう。
偏平足からくる不調は改善できる!
「偏平足」からくる不調を改善するには、まず崩れてしまった土踏まず部分のアーチをサポートしてあげることが大切です。
インソールの使用は、手軽に土踏まず部分のアーチをサポートできるのでおすすめです。
土踏まず部分のアーチをサポートしてあげることで、足にかかる衝撃や体重が負荷分散されます。
足のサポートで歩き方や姿勢を改善することで、「偏平足」からくる、足の痛みや疲れを軽減し、症状の悪化や、さらに身体や足にトラブルが起こるのを防ぐことができます。
「TENTIAL INSOLE」は、足裏のサポートもしっかりしているので、「偏平足」からくる不調に悩んでいる方にはおすすめです。
実際に偏平足の人が「TENTIAL INSOLE」を使ってみた感想や商品の詳細情報をのせた記事もありますので参考にしてみてください。