ヨガを始めようと思ったときに欲しくなるのがヨガマットですよね。でも、そもそもどこで買ったらお得なのかわからないし、「評判のいいヨガメーカーのものは高い」「極端に安いものはちょっと心配」と考える人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ヨガ歴8年の私がヨガマットはどこで買うのがお得なのかを解説します。この記事を読めば、ヨガマットをお得に買う方法がわかります。
ヨガマットはどこで買うのがお得?お得な買い方は?
ヨガマットは、ヨガ用品を扱うショップ、スポーツ用品店、ホームセンター、100円ショップなどで購入が可能です。実店舗だけでなくネット通販もたくさんあります。ではどこで買うのがお得で、どんな買い方だと安く購入できるのでしょうか。
ウェアと違ってなかなか安くならないヨガマットですが、絶対値引きにならないかというとそうでもありません。お得に買うコツや安いヨガマットを買う際の注意点を解説していきます。
ネット通販やショップで人気薄や廃番予定のカラーを選ぶ
ヨガマットは豊富なカラー(色)展開がある製品が多いです。通常は、どのカラーも同じ値段ですが、人気薄のカラーや廃番予定のカラーは安くなることもあります。
色にこだわりがあまりない、もしくは妥協できるのであれば安くなっているカラーの中から選ぶとお得にヨガマットを購入できます。
私の持っているヨガマットは、数年前に購入したヨガワークスの6mm厚の製品です。カラーはローズピンクで、Amazonで当時3,000円弱で購入しました。現在6mm厚のヨガマットでローズピンクはなく、廃番になったカラーなんですね(3.5mm厚ではローズピンクがあります)。
ヨガワークスの6mm厚のヨガマットは、定価だと税抜4,000円なのでかなりお得なのがわかるかと思います。
ヨガマットのカラーは、淡い色・濃い色それぞれメリット・デメリットがあります。淡い色は、汚れが目立つのがデメリットですが、床やバッグ、ウエアへの色うつりの心配が少なく、汚れが分かりやすいので清掃を徹底できるメリットがあります。
濃い色は、一般的な汚れは目立ちにくいですが、ファンデーションなど白っぽい汚れは逆に目立ちます。また、素材や製品によっては、床やバッグ、ウェアへ色うつりする心配があります。
ネット通販でのセールを狙う
商品入れ替え時期やセールのときは、ヨガマットも安くなることが多いです。狙っているブランドなどがあれば、マメにチェックしてみましょう。
通販サイトのセール
大手通販サイトの楽天では「お買い物マラソン」や「スーパーセール」の時期は、普段は安くならないブランドのヨガマットも安くなっていることがあります。とくに、欲しいブランドが決まっている人などは要チェックです。
ショップのセール
ヨガマットは、ヨガ用品やスポーツ用品のショップでのセールのときは安くなることがあります。とくに商品入れ替え時期の冬物から夏物に変わる時期や、夏物から冬物に変わる時期はショップのセールが行われることがあるのでチェックしてみましょう。
スポーツ用品のショップセールでは、スポーツ用品メーカーのヨガ用品がよく安くなっています。例えば、ナイキやアディダス、リーボックといったメーカーの製品です。
メーカー直販サイトのセール
メーカーの直販サイトのセールも狙い目です。ショップのセールと同じく商品の入れ替え時期や、商品がリニューアルされるときにかなりの値引きになることもあります。こちらも、欲しいブランドが決まっている人などは要チェックです。
サンプルで確認後、購入する
失敗しないで購入するという意味では、現物を見て購入するのが最も失敗が少なく結果的に安く購入できます。しかし、ヨガ用品を扱うショップが身近にない場合もありますよね。そんなときはネット通販でサンプルを取り寄せて確認してから購入するのがおすすめです。
現在、「マンドゥカ」と「ピュアライズ」のヨガマットはサンプルの取り寄せが可能です。いずれも通販サイトやメーカーの直販サイトから申し込みができます。
100円ショップやホームセンター等で1,000円未満の製品を検討する
購入コストをとにかく抑えたいと考えるのであれば、税抜1,000円未満のヨガマットを購入する方法があります。オンラインでも買える所だとニトリやカインズ、実店舗ならば、ダイソーや3COINZ、ドン・キホーテなどです。
しかし、1,000円未満のヨガマットを購入・使用する際はいくつか注意点があります。
- 送料込みでもリーズナブルな価格か
- ヨガマットの厚さは満足できるものか
- ヨガマットの大きさは満足できるものか
- 臭いや滑りやすさは大丈夫か
- 耐久性に納得できるか
一つずつ解説していきます。
送料込みでもリーズナブルな価格か
オンラインで購入する場合は、1,000円未満のヨガマットのみの購入だと別途送料がかかってしまうことがほとんどです。よって、1,000円未満のヨガマットを購入する場合は、送料込みでいくらになるのか確認しましょう。もしくは、他の買い物と合わせて購入し、送料無料で購入できるようにするのがおすすめです。
せっかく安いマットを購入するのに送料で高くなってしまっては、本末転倒です。
ヨガマットの厚さは満足できるものか
1,000円未満のヨガマットでは、厚さが4mm以下の製品が多いです。ヨガマットは厚さが4mm以下の製品では、衝撃の吸収性が厚手のマットと比較すると劣るので、動きの多いヨガにはあまり向いていません。
また、フローリングの床に敷いた状態でひざ立ち姿勢のポーズを行うと、ひざが痛いと感じることもあります。よって、ひざが痛い場合は、別途ブランケットやパッドを用意してひざとマットの間に敷くなどしてポーズを行う必要があるのです。
厚さが4mm以下の製品は軽量で持ち運びには便利なのですが、このようなデメリットもあります。
ヨガマットの大きさは満足できるものか
1,000円未満のヨガマットは、大きさが1,000円以上のヨガマットよりも面積が小さい場合があります。通常のヨガマットよりも小さいヨガマットは、使い方にコツが必要です。
例えば、ヨガ教室ではインストラクターさんが「マット幅程度に足を開いて~」などと声がけする場合があるのですが、通常サイズよりも小さいヨガマットを使っている場合は、マットからはみ出るように足を開く必要があります。
ヨガマットでは最安値ともいえるダイソーの3mm厚のヨガマットは税抜400円ですが、横幅が通常サイズのヨガマットと比べると12~13cmほど短いです。
臭いや滑りやすさは大丈夫か
滑りやすさや臭いに関しては、個人差が大きいので口コミをよく確認してから購入しましょう。滑りやすさは、表面の加工によって違いがあります。臭いは、素材によって違いがあります。
安価なヨガマットでは、素材はPVC(ポリ塩化ビニル)やNBR(ニトリルゴム)、PER(ポリマー環境樹脂)が多く、開封時には独特の臭いがありますので、臭いに敏感な人は他の素材のヨガマットを検討するのがおすすめです。
TPE(熱可塑性エラストマー)は比較的臭いの少ない素材です。あとは、製品の種類は多くありませんが、麻や畳などの天然素材のヨガマットは嫌な臭いはほぼありません。
また、PVC(ポリ塩化ビニル)やNBR(ニトリルゴム)、PER(ポリマー環境樹脂)の製品でも開封後、風通しの良い日陰(直射日光は避ける)にしばらく置いておくと、たいがい臭いは気にならない程度まで消えていくことが多いです。
耐久性に納得できるか
やはり1,000円未満のヨガマットは、薄手のものが多いので、へたってきたり、表面がボロボロになってきたりするのは早いです。耐久性に納得できるか考えてから購入しましょう。
以前通っていたヨガ教室に、ダイソーの3mm厚のヨガマットを持ち歩き専用として使用している人がいましたが、話によると動きの多いヨガでは、週に2回以上の使用で1年も使うとかなりくたびれてくるそうです。
私自身もダイソーの3mm厚のヨガマットも持っていますが、もっぱら自宅で動きの少ないヨガを短時間するとき専用のヨガマットとして使用しています。
とりあえず、「ヨガを続けられるかわからないけれどヨガマットが欲しい、続きそうならばその後もう少し高価なヨガマットを購入したい」と考えるのであればおすすめできます。
ヨガマットをオンラインで安く買うまとめ
ヨガマットを安く買うには、安くなっているカラーを購入するか、各種セールをうまく利用して購入するのがおすすめです。また、不安な人やじっくり選びたいけれども近隣には実店舗がないという人はサンプルを取り寄せて選ぶと失敗が少ないでしょう。
1,000円未満のヨガマットを選ぶ方法もありますが、気を付けるべき点がいくつかあります。購入する場合は、気を付けるべき点に注意して購入しましょう。
リーズナブルで自分にあったヨガマットを手に入れることができて、ヨガがより身近で楽しくなれば幸いです。