ヨガはやってみたいし続けたいけれど、はたして自宅でヨガが続けられるのかというのは、よく聞く疑問です。とくに、これからヨガを始めようとする人や初心者、忙しい人にとってはよくある悩みなのではないでしょうか。
この記事では、運動音痴でかなりの運動不足の状態からヨガを開始して8年続け、オフラインでは4つのヨガ教室に通い、オンラインの自宅ヨガで5つのヨガ教室を体験した私が、自宅でオンラインレッスンを受ける初心者や時間がない人でも実行可能なヨガを続けるコツを紹介します。
ヨガを続けるコツ
ヨガを続けるコツは、ヨガが続かない理由を一つずつ取り除き、続けられる環境と習慣を作ることが大切です。ヨガが続かない理由には次のようなものがあります。
- 続けるのが体力的・時間的につらい
- どうしても面倒くさくなってしまう
- ついつい後回しになりがち
- ポーズをとるのが難しすぎる
これらは、以下の方法で解決できます。
- 無理をしない
- ヨガマットをすぐに使えるようにしておく
- 予約やチャンネル登録をしておく
- 可能ならばインストラクターさんにみてもらう
- ヨガを始めた目的を思い出す
- 気持ちよさを存分に味わい習慣化する
一つずつ具体的な方法を解説していきます。
ヨガを続けるコツ①無理をしない
まず、ヨガを続けるコツは、無理をしないことです。無理をしてしまうとヨガをするのがつらくなり、結局、続けられません。「ポーズをとるとき」「ヨガをする時間をつくるとき」「ヨガのレッスンや動画を探すとき」いずれの場合も無理をしないことが大切です。
自宅でヨガをするときは、スマートフォンかタブレット、もしくはPCとWebカメラを用意し、動画が見られる通信環境を用意しておきましょう。ヨガ教室のオンラインレッスンの場合も、YouTubeなどのレッスン動画の場合も、動画が見られる通信環境がない場所では視聴できません。
自分ができる範囲でポーズをとる
ヨガは、必ずしもインストラクターさんと完全に同じポーズをとる必要はありません。むしろ、無理をして呼吸が止まってしまっては効果が半減してしまいますし、最悪怪我をする恐れもあります。
ヨガ教室のオンラインのレッスンでも動画でも、インストラクターさんが、負荷を軽減するポーズやできない場合の対処法を教えてくれます。よって、ポーズが難しい場合は指導に従ってポーズをとってみましょう。
ヨガのよいところは、自分のレベルに合わせてポーズをとれるところです。必ずしもインストラクターさんと完全に同じポーズをとれないからといって、効果がないわけでも恥ずかしいわけでもありません。自分のできる範囲でポーズをとることが、ヨガを続けるコツです。
自分の都合のよい時間内でできるヨガ教室やレッスン動画を選ぶ
ヨガレッスンを自宅でする場合は、自分の都合のよい時間内でできる、ヨガ教室のオンラインレッスンやレッスン動画を選びましょう。レッスン動画はさまざまな長さのものがあるので、自分が確保可能な時間内でできる視聴時間のものを選ぶのが自宅でヨガを続けるコツです。
オンラインのヨガ教室の場合は、できるだけレッスン開催の時間帯や、レッスン時間の幅が広いヨガ教室がおすすめです。また、都合が悪くなった時は、なるべく直前までキャンセルできるシステムのヨガ教室が忙しい人にはいいでしょう。
オンラインヨガ教室のソエル(SOELU)では、朝の5時半から24時まで開講しているレッスンがあり(最終の開始時刻が概ね23時30分)、都合が悪くなってもレッスン開始の10分前までキャンセルできるので、忙しい人やなかなか時間が取れない人にもおすすめです。
さらに、レッスン時間が15分のクラスからあるのもうれしいポイントです。これだけレッスン開催の時間帯や、レッスン時間の幅が広いオンラインのヨガ教室はなかなかありません。以下の記事も参考にしてみてください。
レベルや体力にあったレッスンクラスや動画を選ぶ
ヨガを続けるコツは、自分のレベルや体力にあったレッスンクラスや動画を選ぶことです。ヨガは自分のレベルに合わせてポーズをとれるものですが、あまりにも自分のレベルとかけ離れているレッスンクラスや動画では、ヨガをするのが苦痛になってしまいます。
無理をせず、自分のレベルや体力に合ったレッスンクラスや動画を選びましょう。レッスンクラスも動画も、初心者向けのものから上級者向けのものまで幅広く種類があり、多くの中から選べます。
また、オンラインヨガ教室のソエル(SOELU)では、1日140本以上のライブレッスンが開催され、40本以上のレッスン動画が配信されています。ライブレッスンで1日にこれだけの数が開催されているオンラインのヨガ教室は他にはありません(2021年3月現在)。
ヨガを続けるコツ②ヨガマットをすぐに使えるようにしておく
ヨガを続けるコツは、ヨガマットをすぐに使えるようにしておきましょう。自宅でヨガをする場合は、部屋のスペースに余裕があれば、広げたままにしておくのもいいかもしれません。一般的には、巻いて保管しておきますが、やる気になったときにすぐに取り出せる場所に置いておくことが大切です。
また、ヨガマットを持っていない人は安くてもいいので購入するのがおすすめです。ヨガマットがなくても畳の上や、カーペットの上にバスタオルなどを敷いて自宅ヨガはできますが、できればヨガマットはあったほうがいいです。
なぜなら、フローリングの床では、バスタオルを敷いてヨガをすると滑ってしまって不向きだからです。そして、「立位でのポーズで足を踏ん張ったときに滑りにくい」「ひざをついた姿勢でのポーズで膝が痛くなりにくい」など、ヨガマットならではのよい点があります。
ヨガマットは2,000~4,000円程度で十分な機能をもつものがいろいろ販売されているので、ヨガを続けるのであれば購入を検討してみましょう。ヨガマットをお得に購入する方法も紹介しているので参考にしてみてください。
初めから、ある程度の価格のヨガマットを購入するのに抵抗がある人は、100円ショップのダイソーで400円からヨガマットが販売されています。ただし、ダイソーのヨガマットであれば、耐久性の観点から個人的には600円の方がおすすめです。
ヨガを続けるコツ③クラスの予約や動画のチャンネル登録をしておく
自宅でヨガを続けるコツは、とにかくヨガをする環境を整えることです。オンラインのヨガ教室で、予定が入っていない時間に受けてみたいレッスンがあった場合は、とりあえず予約をしておきましょう。
人気のレッスンクラスはすぐに埋まってしまう可能性が高く、レッスンを受講したいときには空きがない場合もあります。都合が悪くなった場合や予定が入りそうな場合は、指定の時間までにキャンセルすれば問題ありません。
また、YouTubeなどで、自分に合いそうなレッスン動画が見つかったときはチャンネル登録をしておきましょう。チャンネル登録しておけば、ヨガをしたいと思った時にスムーズに実行できます。
ヨガを続けるコツ④可能ならばインストラクターさんにみてもらう
自分の姿を見られるのが恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、自宅でヨガを続けるのであればインストラクターさんにポーズを見てもらうのがおすすめです。ポーズをみてもらうとやる気が違ってきます。
オンラインのヨガ教室では、専用のシステムやZOOMなどを利用してレッスンを受けるのですが、自分の姿をインストラクターさんにみてもらってアドバイスを受けることができます。
例えば、間違ったポーズをとってしまったときやポーズができなくて困っているときにアドバイスがもらえるほか、きれいにポーズが取れたときは褒めてくれるインストラクターさんもいます。
「インストラクターさんに自分の姿を見られるのはいいけど、他の参加者には見られたくない」と思う人も中にはいるかもしれませんね。
オンラインヨガ教室のソエル(SOELU)では、専用のシステムにログインしてレッスンを受けるのですが、インストラクターさんからは姿が見えるけれども、他の参加者からは自分の姿が見えないようになっています。
ヨガを続けるコツ⑤ヨガを始めた目的を思い出す
ヨガで続けるのが、面倒になってしまったときはヨガを始めた目的を思い出してみましょう。多くの人は、運動不足の解消だったり、体の不調を改善するためだったりするのではないでしょうか。
体調が悪いときに無理をする必要は全くありませんが、目的を今一度思い出すとやっぱりやろう!という気力がわいてくるかと思います。ちょっとでも気力がわいたら、さっそくヨガマットをひいて、トライしてみるのが自宅でヨガを続けるコツです。ヨガで大切なのは少しずつでも続けることです。
そのためには、前の項で説明したようにヨガをすぐに実行できるような環境を整えておきましょう。
ヨガを続けるコツ⑥気持ちよさを存分に味わい習慣化する
ヨガで動くことが気持ちいいと感じられたなら、ぜひヨガをすることを習慣化してみましょう。具体的には、ヨガができる日時や時間帯が決まっているのであれば、その時間はできるだけヨガをするようにします。
ヨガができる日時や時間帯が決められない場合も、週に1回はヨガをするなど、自分の都合や体力に合わせて決まった頻度で実行していくのがおすすめです。
無理せず環境を整えてヨガを習慣化!
ヨガを続けるコツは、「無理をせず」「ヨガがすぐできる環境を整え」「モチベーションをアップさせて習慣化していく」ことです。
ヨガは決して難しいものではなく、自宅でヨガができる環境を整えるのも比較的簡単にできます。ヨガで動くことが気持ちよくなってくれば、習慣化することもできて、習慣化できれば体へのよい効果を早い段階で実感できます。
よい効果を実感できれば、ヨガを楽しみながら続けられるようになってきます。ヨガの効果が現れるまでの期間について記載している記事があるので、興味がある人は参考にしてみてください。